スチュワート・ラッセル（テキスタイル・デザイナー／アーティスト）
スコットランド出身のテキスタイル・デザイナーであり、アーティストである、スチュワート・ラッセルの創りだすハンド・プリンティングのテキスタイルは、布という既成概念を超えた、美しくコンテンポラリーなアート作品です。１枚の布に、時に20回以上も重ね合わさるイメージ、色彩、メッセージ・・・。
その作品は彼自身の生き方、バックグランドと同様に、アーティスティックでユニークなコンポジションを生み出し、私たちにエモーショナルに語りかけます。
スチュワート・ラッセルは、イギリスをベースにアーティスト、また実験的なコンテンポラリー・ミュージアムのキュレーターとして、その活動をスタートさせました。ロンドンでは、テキスタイル・デザインを通して、新しいクリエイティヴの方向性を探りながら、ファッション・テキスタイルの分野でその才能を開花、著名なファッション・デザイナー達（ヴィヴィアン・ウエストウッド、アレクサンダー・マックィーン、フセイン・チャラヤン、ビューティ・ビュースト 他）との仕事を通じて、インター・ナショナルなキャリアを築いていきました。
2000年、ロンドンからオーストラリア、メルボルンにその拠点を移した彼は、デザインとアートのSTUDIO「SPACECRAFT」を立ち上げ、インテリア、ホームウェア等、新たな領域での可能性を拡げ、スタイリッシュな人々に大きな評価を得ています。古いマーケットの一画を使用した広々としたSTUDIOでは、ひとつのテキスタイル・デザインに約２ヶ月間を費やし、幾度にもプリントを重ねあわせながら、実験を繰り返す作業が行われます。妥協を許さない美意識と、様々なコンテンポラリー・アーティスト達とのコラボレーション、情熱的でランダムなアートワークの中から、彼の美しいテキスタイルが生まれるのです。
2005年にオープンした、メルボルン・シティ中心地にあるSPACECRAFTのオンリーショップでは、テキスタイルを中心にしたトータルなライフスタイル提案がされ、お洒落なメルボルンの人々の注目を集めています。
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